2024年3月1日金曜日

ガムランの楽器

 

ガムランの楽器
ガムランの楽器

ガムラン(gamelan)は、インドネシアの音楽。主に大小の銅鑼や鍵盤打楽器で構成されている。ドラムや弦楽器も加わる。

2023年7月15日土曜日

ラテンアメリカのドラム

Latin American drums

latin american drums

パンデイロ pandeiro/タンボリン tamborim/ボンゴ bongo

アタバキ atabaque/コンガ conga/ティンバレス timbales

クイーカ cuica

スルド surdo/ボンボ bonbo/タンタン tantan




2023年4月4日火曜日

Indian drums

 インドの太鼓

Different drums of India

  • dhama
  • nagara
  • idakka
  • thavil
  • dhol
  • khanjira
  • tabla and baya
  • pakhawaj
  • mridangam
  • khol
  • dholak


2023年3月5日日曜日

楽器じゃないけど

 音が出る道具

音が出る道具

サンダーシート , ウィンドマシーン

    スターターピストル , 自転車ベル , はりせん

魚洗鍋, ピコピコハンマー , スコップ三味線,

ユーナックフルート , ドニパトロ , 鳥威し鳴子

セミカチ , メトロノーム , ブル ロアラー , 魚鼓


2023年2月27日月曜日

でっかい豆

パカイ pacay

南米にはとっても大きな豆の木があって、その実である豆そのものも とんでもなくでかい。その鞘(さや)を楽器にしたのがパカイだ。



植物としての名前はインガフイユイ(Inga feuilleei)というらしいが、種子、つまり豆はパカイといって食用になるし、楽器にもなる。楽器に加工したものもそのままパカイと呼ばれる。

楽器のパカイは、豆の鞘を乾燥させたもので、振ってカシャカシャとリズムを刻んで演奏するパーカッションだ。天然ものなので大きさは一定ではなく、30cmから、大きなものでは50cmにもなる。
豆のパーカッション パカイ
パカイは、振って音を出す 豆シェーカー



2023年1月10日火曜日

melodic percussion

 A percussion instruments that can play musical scales

melodic percussion
marimba

tubular bells

gender

balafon

fangxiang

jal tarang

melodic percussion

steel pan

t'rung

calung


IROMBOOK

2022年12月9日金曜日

インドネシアの竹製パーカッション

 パレ― pare'e

pare'e パレー
pare'e

パレ―は、インドネシアのスラウェシ島で使われているパーカッション。

乾燥させた竹にスリットを入れてある。

農家で使われ始めた楽器で、収穫の喜びを祝う伝統行事で使う楽器。若者は伝統行事だけでなくリズム楽器として楽むこともあるという。

スラウェシ島 Sulawesi
Sulawesi
スラウェシ島は、インドネシア中部にある島。



2022年11月28日月曜日

インドネシアの竹製パーカッション

 アンクルン angklung

アンクルンは、インドネシアの楽器。ジャワ島発祥でスンダ族(Sundanese)が古くから演奏されてきた。 

竹を加工して作られていて、揺さぶることによって音が出る。複数の奏者が個別の音程を担当する(ハンドベルと同じような演奏方法だ)。

アンクルン angklung インドネシアの竹製パーカッション
アンクルンの奏者

1つの楽器では1種類の音程しか出ない(実際はひとつの楽器にオクターブ差の音程の竹筒が組み込まれている)が、それぞれ音程の違う複数アンクルンがセットになっている。
ひとりの演奏者が2つか3つかの音程の違うアンクルンを持って、メロディの中で自分の担当がやってくるとカラカラと鳴らす。演奏者のメンバー総てが出番を待ってタイミングよく鳴らせる必要がある。

下記はWikipedia(英文)からの引用
アンクルンとその音楽は、スンダのコミュニティの文化的アイデンティティの重要な部分になっている。
オーケストラとしてアンクルンを演奏するには、協力と調整が必要であり、チームワーク、相互尊重、社会的調和の価値を促進すると考えられている。 


2022年10月27日木曜日

沖縄のパーカッション 3枚の木片

 三板

三板(さんば)
三板(さんば)

三板(さんば)は、沖縄音楽で愛用されている木製のパーカッション。
名前の通り、3枚の板で構成されている。板は黒檀や樫などの硬い木材を使っている。
Sanba is a wooden percussion instrument that is used in Okinawan music.


三板
片手の指の間にに挟み親指と小指で開閉しながらリズムを刻み、もう一方の指でかき鳴らす。
Sanba  is made of three pieces of hard wood loosely connected with a thin rope. 
The player holds it between fingers, and strums it with fingers of the other hand. 

沖縄の三線もそうだけど、三板も中国の打楽器(快板)が元になっている。

2022年9月5日月曜日

ベトナムの竹琴

 トルン t’rung

トルン t'rung (đàn T'rưng)
トルンを演奏する女性

トルンは、ベトナム高地の少数民族の音楽を代表する伝統音楽アンサンブルで使用されている竹製のシロフォン。
ベトナム中部高地のジャライ族(Jarai people)やバナール族(Bahnar people)で愛用されている。
音程を調律した竹を縦(上下)に並べてある。1列が12本~16本でこれを、3列並べてある。

The t'rung is a traditional bamboo xylophone used by the Jarai people and Bahnar people in Vietnam's Central Highlands.



2022年8月12日金曜日

ching dong drums

 ちんどん太鼓

ちんどん屋さんのチンドン太鼓(ちんどんだいこ)
ちんどん太鼓
寄席や映画の客寄せや 売り出しの宣伝などで活躍する「ちんどん屋さん」が使うドラムセットである。日本の伝統パーカッションを木製のフレームに組み上げてある。
ストラップで吊り下げて、歩きながらでも演奏可能だ。

♪チンチン・ドンドン・チンドンドン
チンチンは、金属の鳴り物「あたり鉦」。ドンドンは「平胴太鼓」と「締め太鼓
鉦(かね)を叩くバチと太鼓を叩くバチが異なるため、右手と左手で違うバチを持って演奏する。

ちんどん屋(披露目屋、東西屋など地域によっていろいろな呼び名)は、明治時代より、太鼓や鉦で宣伝業を行う商売はあったが、ちんどん太鼓としてセットにした鳴り物がを使いだしたのは大正時代(1920年頃)だという。アメリカ生まれのジャズなどで使い始めたドラムセットは1890年ごろだったので、太鼓や他の打楽器を並べて一人で叩くという発想は日本がちょっと後発ではある。ただし、歩きながらでも演奏できるという点では ちんどん太鼓の勝ちかも。

ちなみに、チンドン屋さんのパレードでは、ちんどん太鼓の他に「ゴロス」という大太鼓や、メロディ担当の「クラリネットやサクソフォン」が定番。




2022年8月6日土曜日

percussion 打楽器

membranophone

drums


membranophone drums (太鼓の仲間); イラスト 森晃久
リズムを刻む 太鼓の仲間
日本語では「膜鳴楽器」。膜が震えて音が出る。

idiophone

percussion


Idiophone percussion; irombook 森晃久のイラスト
リズムを刻む メロディを奏でるものも
日本語では「体鳴楽器」。個体そのものが音を出す。叩いたり、振ったり、擦ったり。



2022年7月4日月曜日

パプアニューギニアの太鼓

 クンドゥ Kundu

パプアニューギニアのドラム クンドゥ Kundu
パプアニューギニアのクンドゥ

クンドゥ Kundu(クンドゥドラム Kundu drum)は、パプアニューギニアの太鼓。
細長い砂時計型のドラムでサイズは一定ではない。30センチメートルから1メートルを超えるものまである。シンプルなデザインのものもあるが、本体には動物や人間などが彫刻されていたり、取っ手を取り付けたものも多くある。

ヘッド(膜の部分)はトカゲ皮を使っており、ポッサムという動物の皮を使うこともあるという。

クンドゥは通信の道具としての用途があるが、その音は「精神」の声を表しているとして、葬儀、宗教的な催し事に使われる。また新しい家や新しい舟ができた場合の行事に使用もされる。

This drum is emblematic of Papua New Guinea and it appears on the country's coat of arms.
この太鼓はパプアニューギニアを象徴するもので、国の紋章に描かれている。(Wikipediaより引用)






2022年6月10日金曜日

王冠をジングルがわりに

 モンキースティック
 monkey stick

木の棒に(ビールなどの)王冠を取り付けた お茶目な打楽器。

モンキースティック monkey stick
モンキースティック
 モンキースティックという名前は、大道芸に関係あるらしい。 大道芸人が芸をするサル(日本でいう猿回しみたいな?)に変わって この楽器を使い始め、こう呼ばれるようになったという。
 棒は箒(ほうき)の柄なんかを利用し、上部ヘッド部分に色々な人形を乗っけている。空き缶を顔に見立てたり、人形そのものを取り付けてあったりする。

 王冠をいっぱい取り付けてジャラジャラ音を出すのと、さらに金属食器なんかを取り付ける場合もある。
 床に打ち付けたり、棒で叩いたりしてリズムを刻む。
オーストラリアでは ラガーフォン(Lager phone)と呼んでるらしいが、ラガー(ビール)の王冠をジングルがわりにしているところからきているのかな。



2022年5月23日月曜日

ヒョウタンのパーカッション

 イプヘケ ipuheke

イプヘケは、ハワイの打楽器。

イプヘケ ipuheke は、ハワイのパーカッション
イプヘケ
中身をとり出して半年以上乾燥させた瓢箪(ひょうたん)を使った楽器。「イプ」は瓢箪のことで、「ヘケ」はもう一つ上にとかいう言葉らしい。つまり、イプヘケは、瓢箪を二段重ねにしてある。
手で叩く、または底の部分を床に打ちつけて音を出す。主としてフラ(打楽器を多用する古典フラ)の伴奏に用いられるリズム楽器だ。

ちなみに「イプ」だけだと単体の瓢箪であり日常会話では二段重ねしていない楽器を指す。たたし正式名称は「イプヘケ・オレ」。「オレ」は「無い」という意味。




2022年5月16日月曜日

グアチャラカ

コロンビアのバジェナートで使われる擦奏パーカッション:グアチャラカ
グアチャラカ guacharaca
ギザギザを擦るパーカッションは世界中にあるが、グアチャラカはコロンビア版のギロといったところ。バジェナートで使われる無くてはならない擦奏パーカッション。
 バジェナートというのは、南米コロンビアのカリブ海沿岸から広まった民族音楽。使われる楽器は、ボタン式のアコーディオン、カハという片面太鼓。そして、このグアチャラカ・・・この3つが基本
guacharaca player
グアチャラカは、コロンビアの音楽ユニット、バジェナートでのリズム担当。

2022年5月12日木曜日

サプカイア・アゴゴ

サプカイア・アゴゴのイラスト
サプカイア・アゴゴ
サプカイアはアマゾンに生えている大きな木。この実を英語では モンキー・ポット Monkey pot と呼ぶらしい。 猿が中身のナッツを食べようとして手を入れるが、ナッツを掴むと手はグーの形になって抜けなくなってしまうというお話。東洋にも猿を捕まえるのに、壷に金平糖をいれて云々の話があるね。地球の裏側で同じような話があるのはおもしろい。

サプカイア・アゴゴは、サプカイアの実で作った打楽器。猿を捕まえた後に残った殻で作った・・・のではなく、実の中身は猿ではなく人間の食用になって、その殻を二つくっつけてある。
棒でコンコンと叩くわけだが、大きめの殻と小さめの殻で音が異なる。
Agogo de Sapucaia
サプカイア・アゴゴのプレイヤー
ブラジルに自生している、サプカイアという木の果実を使っている。



2022年4月13日水曜日

楽しい打楽器 and 威厳あるシンボル

 ポゴチェロ Pogo cello

ポゴチェロは人の背丈と同じくらいの棒に、音の出るもの(例えば鍋、鈴、弦など)を取り付けて打楽器にしたもの。チェロという名前がついているのは、弦を張ってチェロ風にしてあるからだろう。
チェロではなく、バイオリンとかフィドルとかの名前を付けている場合もある。とはいえ、打楽器であるので弦を弾いたリ、擦ったりしてメロディを奏でるわけではない。叩く楽器である。
楽器メーカーが標準品として生産販売しているわけではないので、それぞれ(勝手に?)名前が付けられたりしているので、この楽器の名前は揚げたらキリがないほどたくさん存在している。この形の楽器は、軍楽隊などで威厳あるシンボルとして使われていたものが起源のようで、それが、フォークバンドの打楽器として、遊び感覚の楽しい楽器として普及していったのだと思われる。

ポゴチェロ pogocello
ポゴチェロ Pogo cello

楽しく、お茶目な楽器として普及しているのが、このスタイル。
ポゴチェロというのは、代表名としてここに記しているのであって、スタンプフィドル、ジングリングジョニー、モンキースティックなど様々な名前が付いている。
ブラダーフィドルという名前もあるが、これはブタの膀胱を共鳴器に使ってた古来よりの民族楽器の名前をそのまま引き継いでいる。Bladder は膀胱のことだ。

デビルズ フィドル Devil's fiddle


デビルズ フィドル Devil's fiddle 悪魔のバイオリン
悪魔のバイオリン

Devil's fiddle は、悪魔のバイオリンという意味だ。ポーランドでは悪魔祓いのシンボルとして使っていたようだ。
悪魔といっても、なんか愛嬌のある顔をしている人形だ。起源が悪魔祓いだったとしても、現在ではポゴチェロと同じ用途として使われることが多いので、人形を取り付けたポゴチェロの仲間だとしてもいいかもしれない。


ターキッシュ・クレセント Turkish crescent


ターキッシュ・クレセント Turkish crescent
ターキッシュ・クレセント
Turkish crescent

ターキッシュ・クレセントはトルコの伝統的軍楽隊(メヘテルハーネ)の威厳あるシンボル。
オスマン帝国軍のマーチングバンドで使われていたのが起源と思われるが、ヨーロッパ各地での軍楽隊でも普及している。
ターキッシュというのは「トルコの」いう意味なので、トルコ以外では「○○の帽子」みたいな意味をそれぞれの地域言語で名付けられている。



2022年3月7日月曜日

金属板の円盤形打楽器

 ハンドパン handpan


ハンドパン handpan
ハンドパンは素手で叩く
トリニダード・トバゴでドラム缶から作ったスティールパンという音階が出るパーカッションがあるが、
ハンドパンは、スティールパンをヒントに開発された楽器。
全体の外観は凸レンズ状になっており、上部の表面に7個~8個のトーンフィールド(tone fields)が打ち込まれている。
この構造によって、音階を出すことができるようになっている。

同様の楽器は、メーカーが自社の商品名で出荷しているので、呼び名が統一されていない
カイサドラム (Caisa Drum)は ドイツのメーカー。ハングドラム (Hang) は スイスのメーカーが開発した楽器の商品名のようだ。
この楽器の一般名詞はハンドパンとされているが、あまり区別されず表記されたり語られたりしている。



2022年2月3日木曜日

インドネシアの竹琴

 カルン Calung

カルンは、インドネシアの伝統的民族楽器。
竹筒を複数並べた打楽器で、スンダ、バリなどの音楽で使用されている。

竹筒は、叩いた時に希望する音程(ピッチ)が出るように、長さを整え、部分的に切り取って微調整されている。
竹管を鍵盤として紐で繋いでセットにしてある。手に持てるように組上げたり、立てた棒にぶら下げたり、また、フレームに組み込んで据え置き型としているものがある。

カルンの伝統は、インドネシア教育文化省によってインドネシアの国家無形文化遺産として認められているという。

手に持って叩くカルン
手に持ってたたくカルン



ぶら下げて叩くカルン
ぶら下げてたたくカルン



据え置き型のカルン
据え置き型のカルン

太鼓焼きのアンサシ

カルンの竹、一本を見ると、太鼓焼きの餡子(あんこ)を思い浮かべるんですよ。
私が子供のころ、すぐ近くに今川焼(私の地域では太鼓焼きと呼んでいた)を作っている店があった。鉄板で焼いている時、オジサンが餡子をそれぞれ分けてのせる時に使っていた道具。
調べてみると、この餡子用道具は「アンサシ」という名前だという。カルンの竹は一部分を切り取ってあって、このアンサシに似てるんだよなあ。





2022年1月10日月曜日

スラウェシ島の木琴

 コリンタン Kolintang

コリンタン Kolintang
コリンタンは、インドネシア・スラウェシ島の楽器。
木製鍵盤(音板)を、音響ボックスの上に並べてある木琴だ。

このページのイラストは枠組みにベタッと音板を並べた構造だけれど、マリンバと同様に半音の音板を二段組に取り付けたコリンタンもある。
コリンタン Kolintang を演奏している人

Kolintang is a traditional Minahasan percussion instrument(xylophone) from North Sulawesi Indonesia consisting of wooden blades arranged in a row and mounted on a wooden resonator box.





2021年12月4日土曜日

タイの木琴

 ポンラン
Pong lang (Thai xylophone)


タイ王国の木琴 ポンラン Pong lang (Thai xylophone)
ポンランの奏者
ポンランは、タイ北東部(イサーン地方)で愛用されている木琴。
円筒型の音板(木製鍵盤)を斜め上下方向にヒモで吊り下げてある。
音板の数は統一されておらず12個から15個程度。
奏者は、楽器の横に立って木製ハンガーを半分に切ったようなバチでたたく。
単独の演奏の他、2人で演奏する場合はメロディー担当 ハーモニー担当としたり、またオーケストラの一部として演奏することもある。
ポンランは、お祭りや式典でなど多くの場面で活躍している。

The pong lang is a xylophone from the Isan region of northeast Thailand.





2021年11月3日水曜日

円形に並べたゴング

コーン・ウォン Khong wong

コーン・ウォンはタイのゴング。音程ピッチを整えたゴングを円弧状に並べてあり、奏者はこの環の中に入って演奏する。

ゴングを16個並べた低音コーン・ウォンが「コーン・ウォン・ヤイ」で、 18個並べた高音コーン・ウォンが「コーン・ウォン・レク」。





2021年10月3日日曜日

水に浮かべたヒョウタン

 ウォーター・ドラム water drum

ウォーター・ドラム water drum
瓢箪(ヒョウタン)を叩くパーカッションは世界中にある。軽いわりに強度があり、適当な厚みなのでいい音がする。
そんな中で、ウォーター・ドラム water drumは、名前の通り水を使ったパーカッション。瓢箪をお椀型に切断し、水に浮かべた状態にして叩く。
大きな瓢箪に水を入れて、少し小さめの瓢箪を上に浮かべるという方法や、適当な日用品に水を満たすなど、様々。
イラストは金属バケツを水の容器にしたもの。




2021年9月7日火曜日

葦籠のシェーカー

 カヤンバ Kayamba

カヤンバ Kayamba
カヤンバは、アフリカ南東部で使われているリズム楽器。 主に、マダガスカルや、その周辺の島国(レユニオン、コモロ、モーリシャス)で愛用されている。揺らすことでシャカシャカと音を出すパーカッションだ。

木をフレームにして葦などで囲んだ平べったい長方形の箱。そこに種子や小石を入れてある。大きさも形も一定ではなく、地域によっていろんな名前も存在する。


2021年8月14日土曜日

エチオピアの太鼓

ケベロ Kebero 

エチオピアのドラム / ケベロ (kebero)
ケベロは、エチオピアと その周辺のエリトリア、スーダンでも愛用されているドラム。
両面ヘッドのドラムで それぞれ大きさが違う。エチオピア正教会の詠歌を歌い踊る際に使われる。スティックを使わず 手のひら や 指で叩く。




2021年7月7日水曜日

中東のゴブレット型ドラム

 中東のドラムを2種類

片面ヘッドで本体が「ゴブレットの形」をしたドラム

ダラブッカ darbouka
ダラブッカ darbouka



トンバク tombak を叩く男性の図
トンバク tombak


トンバクやダラブッカをジャンベだと呼んでしまったりしていることもあったりするので注意が必要(とある小学校でダラブッカをジャンベと名札をつけて置いてあった)。

形が似ているので、股に挟んで思いっきりドカドカとジャンベ叩きをすると皮が破れたりするかもしれない。

トンバクもダラブッカも、主に指で細かいリズムを刻むのが基本で、手のひらで叩いたりミュートしたりすることもあるが、そんなに激しくは叩かない。