2017年4月30日日曜日

手に持って たたく

アゴゴベルのようにスティックで叩く、カスタネットのように同じものをぶつける。
打つ楽器ということで「打楽器」。
だけれども、打たない打楽器もたくさんある。
擦って音を出すギロ、振って音を出すマラカスなど・・・。これらは打たなくても打楽器だ。
手に持って たたくパーカッションあれこれ
手に持って たたくパーカッションあれこれ
英語のパーカッションは「打つ、衝撃をあたえる、穴を開ける」みたいな意味のラテン語「Percutio」からきているらしい。

ハンドクラップ
ハンドクラップ
手に持って演奏する楽器というのは、当たり前だけれども持ち運びが簡単。
そんな中で飛びぬけて便利なのは「ハンドクラップ」。
電車やタクシーの中に忘れてきたということもない。

2017年3月21日火曜日

世界の楽器 ドラム

太鼓の仲間は、ザックス=ホルンボステル分類では、膜の振動によって音を出す楽器でということで「膜鳴楽器(membranophone)」という分類名になる。
membranophone の membran は「膜」という意味。漢字で書くと「面布連」てな具合になるかな。
世界のドラム(太鼓)
世界のドラム(太鼓)

2017年2月4日土曜日

焼き物の楽器

ウドゥ
アフリカ(ナイジェリアなど)で使われている陶器のパーカッション。
横っ腹に穴が開いていて、手でふさいだり開けたりして音色を変える。
ウドゥ udu
udu


アフリカのウドゥを基にして、他の地域でも「焼き物パーカッション」が作られている。
ウドゥ ウタール は壺を押しつぶしたようにペッタンコにしたデザイン。
ウドゥ udu utar
udu utar


イランでは、壺の側面に皮をはったものも作られた。
ウドゥ udu zarbang
udu zarbang


インドのガタム
ガタムは、インドで使われている「壺パーカッション」
ガタム ghatam
ghatam

メロディを演奏できる インドのジャルタラング
ジャルタラングは「水を並べた」というような意味らしい。特にインドでなくても、こんな風に音を出して遊んだことがあるかと思うけど、インドでは、ちゃんと楽器として存在する。
ジャルタラング jaltarang
jaltarang

ドラム
ダラブッカやトバイラは胴体が焼き物でできている。とはいえ、伝統的に製作された楽器は焼き物であって、新しくは金属やプラスチックで作られたものもある。
ダラブッカ (ダルブカ)
drbouka

トバイラ tbilat
tbilat

2017年1月4日水曜日

打楽器のイラスト フリー素材

楽器のフリー素材 free illustrations
free illustrationsのイラストは、サイトの運営者が描いたものです。
楽器単体だけではなく演奏者と共に紹介しており、あまり馴染みのない珍しい民族楽器や昔むかしに活躍した楽器を中心に紹介しています。
リラグロッケン lyraglocken
楽器演奏 人物のフリー素材

2016年10月14日金曜日

ギザギザを擦って音を出す

打楽器というのは、「打つ楽器」という意味だね。打楽器というけれど、打つだけが打楽器ではない。振ってシャカシャカ音を出すのもある。そして、ここで紹介するギザギザを擦る楽器も打楽器だ。
英語の「Percussion」は、衝撃とか震動とかの意味からきているのだろうから「打つ」に特定されていない。英語のほうが言葉として意を得ているのかもしれない。


ギロ Guiro
ヒョウタンで作ったのが ギロ (guiro) で、竹筒で作ったのが ヘコヘコ (recoreco) らしい。 でもまあ、今ではコケシみたいに木工細工だったり、金属の箱にスプリングを並べたのだったりするので、もともとの材質はどうでもいいかもしれない。
地域や楽曲によってこの楽器の名称は変わるんだろうけど日本ではギロという名前が一般的。
ギロ Guiro
グアチャラカ Guacharaca
 コロンビアの民族音楽であるバジェナートでは必須の楽器。数本の針金を並べたフォーク状のビーターで擦る。

コロンビアにはグアチャラカという鳩くらいの大きさの鳥がいて、その鳥の鳴き声(あまり美しくはない声のようだ)に似るように作ったのだという。
グアチャラカ Guacharaca
ウォッシュボード Washboard
日本にも同じものがある。洗濯板である。
日本では木製だが、アメリカの洗濯板は金属板をギザギザに波打たせてある。 この金属洗濯板が 擦る楽器としていい味を出す。

本来の使い道である洗濯にはほとんど使うことはないのだけれど、楽器としては随分と普及してる。 洗濯用より音楽用だということで Musical Washboard という名称で販売されていたりする。
ウォッシュボード Washboard
ユイ (敔)
古代中国の雅楽で使われていた楽器。トラの形をしていて頭を叩いたり、背骨の出っ張りみたいなギザギザをシュワシュワッと擦ったりする。 厳かな儀式に使われるのであって、一般の楽曲には使われない。現在においては当時の楽曲を模倣するイベントに登場するくらいである。

敔という漢字は「止める」という意味があって、その意味の通り、楽曲の最後だけが出番。楽曲の最後に、頭を3回たたいて、背中を3回擦って「はい、演奏はこれで終わり」という合図になった。 ちなみに、敔 を日本では「ギョ」と呼ぶことになっている。
ユイ (敔 ギョ)
ぼうささら(棒簓)
日本の民俗芸能で使われるパーカッション。
一端を細く裂いた「ささら竹」でギザギザのついた木の棒をこすって音を出す。「すりざさら」とも。

ぼうささら(棒簓)
ラチエット Ratchet
リズムを刻むのは難しそうだ。ギザギザ歯車に薄い板が噛み合ってカリカリカリ・・と鳴る。ちょっとうるさい。
子供の玩具としても用いられるが、歌舞伎の演出スタッフである下座でも使われている。
ラチエット Ratchet

2016年8月28日日曜日

2台セットになっている太鼓

古代オスマン帝国では軍楽をメフテル、軍楽隊はメフテルハーネと呼ばれた。軍楽隊には金管楽器、木管楽器、シンバル、そして太鼓。太鼓は大小様々なものがあり、2台セットの太鼓も何種類か使われていた。
古代オスマン帝国では軍楽をメフテル、軍楽隊はメフテルハーネと呼ばれた
”メフテルは古代から続く西アジアの音楽の伝統と、中央アジアのテュルク民族の太鼓による軍楽を受け継ぎ、オスマン帝国の常備軍(カプクル、イェニチェリ)において独自の発展を遂げた音楽の体系である。
オスマン軍は自軍の士気向上や威嚇のために、軍楽隊を連れて戦争に赴き、平時にも宮廷などの儀礼に用いた。(Wikipediaより引用)”
西洋のティンパニにも影響を与えたメヘテルハーネ
メフテルハーネの楽器は西へ東へ伝わり各民族音楽に大きな影響を与えているようだ。オーケストラで使われている西洋のティンパニも、このあたりの太鼓がもとになって作られたという。


トバイラ tbilat

モロッコの太鼓。床(地面)に置いて素手で叩く。小型のものは脚の間に挟むことができる。
トバイラ tbilat モロッコの太鼓


ナガラ nagara

インドの太鼓。インドの太鼓としては珍しくスティックを使って叩く。
ナガラ nagara インドの太鼓


タブラとバヤ tabla and baya

インドの太鼓。小さな方がタブラ、少し大きめで丸っこいのがバヤ(バーヤンとも)。
ヘッドに鉄粉と穀物の粉などを練ったもの(スヤヒー)を張り付けてあり多彩な音が出る。
タブラとバヤ tabla and baya インドの太鼓


ボンゴ bongo

キューバの音楽で使われていたもの。現在ではあらゆるジャンルで使われている。
2台をセットにというより、そもそも2台の太鼓が固定されてひとつになっている。
ボンゴ bongo


コンガ conga

同じくキューバなど、ラテン音楽で使われていたものだけど、幅広い音楽に使われるようになった。
コンガ conga


ティンバレス timbales
ラテン音楽で使われる。甲高い、シャキッとした音が特徴。
ふちを叩くリムショットや胴体を横から叩く奏法も多様される。
ティンバレス timbales


トンとラムマナ thon and rammana
タイの太鼓。膝に載せているゴブレット形がトンで、胴体の薄いフレームドラムがラムマナ。
クルアンサイ(khruang sai)という アンサンブル の中でよく使われる。
トンとラムマナ thon and rammana

2016年7月7日木曜日

鼓(つづみ)....細腰鼓(さいようこ)

鼓(つづみ)は中央部分が細くなっていて、両面が革張り。一般的には「砂時計形」と表現することが多いが、腰の部分が細くなっているこの形から「細腰鼓(さいようこ)」という名で分類されていたりもする。
この腰が細いドラムはインドが発祥の地だと云われている。古くンドにはドゥドゥビー(dudubhi)というドラムがあったらしく、名前の語源も「ドゥドゥビー」が変化して「つづみ」になったという説もあるようだ。
中国、チベット、韓国にもこの形のドラムがあり、日本へはこれら大陸からやってきて日本の鼓になったようだ。どこを経由して日本にやってきたかは分からないにしても、鼓(つづみ)は日本独自に出来上がったのではない。
小鼓(こつづみ) と 大鼓(おおかわ/おおつづみ)
小鼓(こつづみ)大鼓(おおかわ/おおつづみ)
雅楽で使われる細腰鼓では壱鼓」「二鼓」「三鼓という、それぞれ大きさの違うものがある。これらも楽曲文化と共に大陸から伝わった楽器だ。
インドのイダッカや、韓国のチャンゴは現在でも使われている
インドのイダッカ
インドのイダッカ

韓国の チャンゴ (杖鼓/ 장구)
韓国の チャンゴ (杖鼓 / 장구)
素手で叩くもの、バチで叩くもの、またそれに伴う楽曲の種類や舞踊での使い方など、それぞれの文化の違いはある。演奏形態が地域によって違うにしても、細腰鼓というドラムとしての基本的な構造は同じだ。

2016年6月13日月曜日

ハング・ドラム hang drum

ハング・ドラム hang drum
ハング・ドラム hang drum
これが夜空に浮かんでいたら「空飛ぶ円盤だ」と騒がれるかもしれんが、UFOにしてはちょっと小さすぎるか。

ハングドラムは、金属板が鳴る楽器だ。
スイスで開発された楽器で、トリニダードトバコのスティールパンを参考にしたと思われる。音程があり、メロディや和音を響かせることができる。

構造は、半球の金属板を向かい合わせに取り付けてあり、音程ごとにへこみをつけてある。空飛ぶ円盤ではないにしても未来的、宇宙っぽい音のようではある。

カイサ・ドラムとも呼ばれている。どうも、ハングドラムもカイサドラムも商品名のようで、見た目はほとんど同じだが、作りがちょっと違うらしい。


2016年5月19日木曜日

スリットドラム slit drum

アフリカのスリットドラム slitdrum
アフリカのスリットドラム
木をくり抜いて、音響効果を高めた打楽器。
世界中であらゆる音楽に使われていて大きさや形も様々。東アジア....日本でも普及している木魚もスリットドラムの一種。


2016年4月9日土曜日

バラフォン balafon

西アフリカのバラフォン
バラフォン
西アフリカの楽器。木の大小で音程が変わる。いわゆる「モッキン」である。
さりとて、何よりすごいのは音響増幅の器を複数取り付けていること。ヒョウタンである。
北アメリカで発展した、マリンバもビブラフォーンもこの素晴らしい発明をちゃっかりいただいている。


2016年3月2日水曜日

キハーダ Quijada

キハーダ Quijada を演奏する人
キハーダ Quijada
キハーダはキューバの楽器。独特の響きを持つ音が出る。

ロバやウマの顎(あご)の骨を使っている。たたくと カリカリカリ・・・ を早回ししたような音。案外とポピュラーソングや演歌にも使われていたりする。

ただし、実際にはキハーダと同じような音が出る ビブラスラップ を使うのが一般的になっている。

私家版楽器事典

2016年2月12日金曜日

マリンブラ mari mbula

マリンブラを演奏する人
マリンブラ marimbula
マリンブラのルーツは、アフリカの楽器。1800年代にキューバに渡り、発展して出来上がった。1900年代初めにはカリブ海の島々で使われるようになった。

木製の箱に複数の金属板を取り付けて、ビンビンとはじく。
演奏スタイルはカホンに似ていて、イラストの様に楽器本体の上に座り込んで演奏する。

アフリカには同じ仕組みの楽器でカリンバという楽器があるが、そのままカリンバと呼ぶ場合もある。
そのほか地域によって呼び名が多数あり、バス・ボックス(bass box)、 ルンバ・ボックス(rhumba box)などの名称もある。


2016年1月3日日曜日

洗濯板

ウォッシュ・ボード / musical washboard
ウォッシュ ボード
洗濯板は、服・着物をゴシゴシ擦って洗う道具である。が、今時、実際に洗濯に使うことはほとんどない。洗濯に使わずともリズム楽器として使っちゃったのがこれ。

日本の洗濯板は木製で あまりいい音がしないが、アメリカの洗濯板は金属板を波状にしたものが組み込まれているので、たたくと「チャカチャカ」、擦ると「ジュワージュワー」と鳴ってくれる。
さらに、古くなった金属の食器や缶詰の空き缶などをくっつけるとリズム楽器のセットになる。

今では、ミュージカル・ウォッシュボードとも呼ばれるくらいで、「楽器」として販売されていたりするね。


2015年11月15日日曜日

カホン cajon

カホン(Cajón)を演奏する男性のイラスト
カホン
カホンは四角い木の箱。ペルーやキューバで発展した打楽器。
Cajón は スペイン語で「箱」という意味なので、そのまんなの名前が付いている。
筐体そのものが丈夫な木の箱ということで、楽器の上に座り込んで演奏するという、他にはあまり見当たらない珍しいスタイルで演奏する。

箱の内側には弦や鈴などが取り付けられており、ボム! という低音の音や ジャキ! というスネアドラムの様な音を出せる。叩く位置によってその音色を変化させることができるのが特徴。両手で叩くのだけれど、足を表面に押し付けて微妙なトーン変化を加える奏法もある。

単純な構造の楽器ではあるが、ドラムセットと似たような多彩な音を出すことができるため、ラテン系の音楽だけではなく、フラメンコ使われたり、ポップスなど軽音楽にも多く利用されている。


2015年10月31日土曜日

打楽器のイラスト

楽器を演奏している人物のイラスト free illustrations フリー素材
free illustrations フリー素材
大判のイラストを用意しました。フリー素材ですので、ご自由にお使いください。縮小やトリミングして使っていただいてもOKです。
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2015年8月11日火曜日

ちんどん太鼓

ちんどん太鼓 chindon drums
ちんどん太鼓
ちんどん屋さんが使うドラムセットである。
日本の伝統パーカッションを木製のフレームに組み上げてある。
大きな太鼓は「平胴太鼓」、小さめの太鼓は「締め太鼓」、そして、金属の鳴り物「当り鉦」。
太鼓を叩くバチと、鉦を叩くバチが異なるため、右手と左手で違うバチを持って演奏する。

明治時代より、太鼓や鉦で宣伝業を行う商売はあったが、ちんどん太鼓としてセットにした鳴り物が現れたのは大正時代(1920年頃)だという。アメリカ生まれのジャズなどで使うドラムセットは1890年ごろだったので、太鼓を並べて一人で叩くという発想は日本がちょっと後発ではある。ただし、歩きながらでも演奏できるとい点では ちんどん太鼓の勝ち。

ちなみに、チンドン屋さんのパレードでは、ちんどん太鼓の他に「ゴロス」という大太鼓や、メロディ担当の「クラリネット」が定番。

2015年7月9日木曜日

ダラブッカ

ダラブッカ の 演奏者 イラスト
ダラブッカ
ダラブッカは胴体の中程が細くなっているゴブレット型の片面太鼓。アラブ音楽やトルコ音楽で使われる。
大きな音でドンチャカとたたく太鼓ではなく、指でたたくデリケートな太鼓で、室内での演奏が主である。

伝統的なダラブッカの胴体は陶器でできており、ヘッドは魚の皮。ただし、最近では近代的な楽器が出回っており、アルミなどの金属の胴体に丈夫な樹脂のヘッドをネジで締め付けているダラブッカが販売されている。

2015年6月20日土曜日

jal tarang

jal tarangjal tarang (Indian percussion)
jal tarang
The jaltarang is an Indian melodic percussion instrument. 
consists of a set of ceramic tuned with water. 
The pottery bowl are played by striking the edge with beaters.

ジャル・タラングはインドの旋律打楽器(音階をもつ打楽器)。水の量で音程を調整する。
陶器のお椀を並べてあり、棒ではしっこを叩くことによって音を出す。

2015年5月2日土曜日

ステアリング シロフォン

ステアリング シロフォンのイラスト
ステアリング シロフォン
木製の音板を円筒状に並べた打楽器。
stir は「かき混ぜる」で、xylophon は「木琴」。つまり、「撹拌木琴」というわけだ。内側をかき混ぜるようにクルクルと回してマレットで打ち付けると コロコロ と音がする。音楽を奏でるというより、可愛い音を楽しむ。

ちなみに、xylophon をシロフォンと呼ぶのは日本固有の発音のようで(カタカナ書きは正確ではないにしろ)、ザイロフォン とか キシロフォン のほうが正しい発音のようだ。

2015年4月4日土曜日

サプカイア・アゴゴ

サプカイア・アゴゴのイラスト
サプカイア・アゴゴ
サプカイアはアマゾンに生えている大きな木。この実を英語では モンキー・ポット Monkey pot と呼ぶらしい。 猿が中身のナッツを食べようとして手を入れるが、ナッツを掴むと手はグーの形になって抜けなくなってしまうというお話。東洋にも猿を捕まえるのに、壷に金平糖をいれて云々の話があるね。地球の裏側で同じような話があるのはおもしろい。

サプカイア・アゴゴは、サプカイアの実で作った打楽器。猿を捕まえた後に残った殻で作った・・・のではなく、実の中身は猿ではなく人間の食用になって、その殻を二つくっつけてある。
棒でコンコンと叩くわけだが、大きめの殻と小さめの殻で音が異なる。

2015年3月20日金曜日

タビル

ナーダスワラム(管楽器) と ダビル(太鼓)
ナーダスワラム と ダビル
タビルはインドの両面太鼓。
左手は指にキャップをはめて、右手はスティックで叩く。

チャルメラと同じ構造の笛(ナーダスワラム)といっしょに演奏することが多く、めでたい席では、このペアが活躍するという。

2015年2月1日日曜日

ナガラ

インドの太鼓 ナガラ Nagara (Nagada)
インドの太鼓 ナガラ Nagara (Nagada)
片面の太鼓が大小ペアになっている。

アラブ圏には ナッカーラ、中国の北西・ 新疆ウイグルにはナグラ。そして、インドには このナガラ
これらは、大きさの違う片面太鼓を並べて、撥(ばち)で打つ。そして名前が似ている。形状も名前も似ているのは、これらの太鼓は同じ故郷を持つからだろう。

インドではタブラやムリダンガムのように手・指で打つ太鼓が多い。そんな中でナガラは2本の撥で打つ。アラブ圏のナッカーラからの演奏流儀がそのまま伝わったに違いない。

2015年1月10日土曜日

トバイラ

モロッコの太鼓 トバイラ tbilat : Moroccan drum
トバイラ tbilat
トバイラは、モロッコの太鼓。
胴体は陶器製で大小ふたつがセットになっている。大きめの花瓶に皮を張ってあるという感じか。皮はガットで締め付けられている。

西アジア(トルコあたり)にはナッカーラという、ふたつセットの似た太鼓がある。西アジアは古代より たくさんの種類の完成された実用的な楽器が生まれた地域であって、世界中の楽器の故郷である。このトバイラもナッカーラから派生した太鼓かもしれない。

2014年12月2日火曜日

ブガラブー Bougarabou

アフリカの太鼓 ブガラブー
ブガラブー
ブガラブーは、西アフリカ(セネガルやガンビア あたり)が発祥の地だとういう。

ひとりで1台、または数台を演奏する。
牛の皮を張ってあり、毛の付いたままのものもある。

アフリカの太鼓といえばジャンベがあるが、ジャンベのようにスコーンと抜けるような音ではなく、ブガラブーは重みのある音。毛の付いたままのヘッドなら、なおさらで、ミュートしたような深みのある音になるだろう。


2014年11月1日土曜日

マルチ タム

マルチ タム marching multi toms
マルチタム
マーチングバンド用のドラム(タム)である。

かついで行進しながら演奏できるように作られている。多いものでは7個くらいのドラムを取り付けてあって、大きいのを左右に、小さいのを中程に配置・・・これは左右の重量バランスをとるため。
ドラムの数によって、トリオ、クォード、クィントとか呼ぶんだって。

太鼓の仲間 ・・・

2014年10月5日日曜日

ロート・タム

ロート・タム(roto tom)
ロート・タム
胴の無いタムタム。
単独パーカッションとしての使い方もあるが、ドラムセットに組み込んで使うのが一般的。
胴が無いといってもフレームがある。このフレームを回転させることによってヘッドの張りを調整(ピッチを変える)ことができるようになっている。クルっと全体を回すだけなので、演奏中でもピッチを変えることが可能。持ち運びにも便利。
とはいえ、通常のタムタムとくらべて、余韻が少なく、音量も小さい。余韻が少ないのは欠点ではなく特徴として見ればいいのだけれど、このあたりは好みが別れるところ。